賃貸の複数申し込み
第一希望を待つ間の進め方
第一希望の審査待ちに別の部屋へ申し込みたいときは、各窓口に並行申込の取扱いを確認します。この記事の範囲は異なる物件への並行申込の確認と進め方で、撤回手順や預り金返還の詳説は扱いません。
- 結論
賃貸の複数申し込みを受け付けるかは、各窓口に確認します。第一希望の審査状況と現在の希望順位を伝え、並行して進められるか相談します。
- 進め方
物件ごとに進捗・回答期限・未確認事項を一覧にします。第二希望の結果が先に出たら、第一希望の進捗を聞き、第二希望の窓口へ回答を待てるか相談します。
- 確定しないこと
申込受付や「部屋止め」という説明だけでは、部屋の確保を判断できません。審査結果と契約成立も区別し、署名・押印の有無だけで契約前後を決めないようにします。
01第一希望の審査中に別の部屋へ申し込める?

並行申込の取扱いを各窓口に確認する
第一希望の窓口には「審査を続けながら別物件にも申し込めますか」と聞きます。新たな窓口には、他物件の審査中でも受け付けられるかを尋ねます。
同じ担当者が両方を案内している場合も、物件ごとに回答をもらいます。受付可能なら、書類提出だけか、審査も並行して進められるかを確認します。
検討中の別物件と希望順位を伝える
別の候補については、検討中なのか、申込済みで審査中なのかを伝えます。すでに結果や回答期限の連絡を受けている場合は、その内容も添えます。
希望順位が決まっていれば、その順位を伝えます。比較中なら「費用の見積りを確認してから決めたい」など、順位を決めるために必要な情報を説明します。
別の窓口にも状況が伝わっているとは考えず、自分から共有します。並行申込を受け付けられないと言われた場合は、現在の申込みを続けるか整理してから返答します。
02申込受付・審査中・契約成立はどう違う?

各物件がどの段階にあるか確認する
申込書の送信日と、窓口から受付の返答を受けた日は分けて記録します。返答がなければ到着を確認し、不足書類と提出方法も聞きます。
| 状態 | 区別しておきたいこと | 窓口に聞くこと |
|---|---|---|
| 申込受付 | 受付だけで部屋の確保や契約成立を判断しません。 | 受付済みか、不足書類や次の手続きがあるか。 |
| 審査中 | どの審査が進んでいるかを確認します。 | 貸主・管理会社・保証会社など、誰の確認を待っているか。 |
| 審査結果の連絡後 | 結果の通知だけで契約成立の有無を判断しません。 | 回答期限と、求められている意思表示の内容。 |
| 契約成立の説明を受けたとき | 署名・押印の有無だけでは判断できません。 | いつ、どの申込みと承諾で成立したと説明しているか。 |
「審査が終わりました」と連絡が来たら、誰の確認が完了したのか聞きます。ほかに結果待ちの審査や必要な手続きがあるかも確かめます。
署名・押印の有無だけで契約成立を判断しない
契約成立は、署名・押印だけで一律に区切れるものではありません。申込書の記載や承諾の連絡を手元に用意し、どのやり取りで成立した扱いなのか確認します。
重要事項説明は、申込受付とは別の手続きです。説明の日程が決まっただけで契約成立と考えず、説明を受ける日と、その後に予定する手続きを聞きます。
審査の内容が気になる場合は、入居審査で見られることも確認します。追加資料を求められたら、提出先と期限を控えます。
03「部屋止め」と言われたら何を確かめる?

募集と他の申込者の受付が止まるか聞く
広告が見えなくなった場合も、それだけで受付状況は判断できません。窓口には、広告掲載・内見案内と、ほかの人からの申込受付を分けて質問します。
- 募集の扱い:「部屋止めの間は、広告掲載や内見の案内も止まりますか」と聞きます。
- 他の申込み:「別の方からの申込みは、引き続き受け付けますか」と確認します。
- 自分の扱い:「私の申込みを先に審査するのか、ほかの申込みも同時に審査するのか教えてください」と尋ねます。
申込順位を伝えられたら、受付順なのか、審査や契約の案内順なのかを聞きます。「先に申し込んだ」という事実だけで、契約できると判断しないようにします。
取扱いが続く期限と条件を確かめる
部屋止めの期限と、その扱いを続けるための条件を聞きます。「いつまでに何を提出・返答すればよいですか」と尋ね、必要な対応を控えます。
期限は日付だけでなく時刻も確認します。間に合わない可能性があれば期限前に連絡し、延長できるかと、延長中の受付状況を聞きます。
電話で聞いた内容は、日時と担当者名を添えて記録します。期限や条件が曖昧なら、メールなどで理解した内容を送り、認識が合っているか確認します。
04第二希望の結果が先に出たらどうする?

第一希望の進捗と次の連絡予定を聞く
第一希望の窓口には、第二希望から結果が届いたことと回答期限を伝えます。その期限までに結果が分かる見込みがあるかを尋ねます。
結果が出る日が分からない場合は、不足書類や自分から対応すべきことがないか聞きます。進捗を再確認する日時も相談しておきます。
連絡予定を示されたら、結果の連絡か、途中経過の連絡かを確認します。結果が未定なら、その状況を第二希望の窓口にも伝えます。
第二希望の回答期限と待てるかを相談する
第二希望の窓口には、第一希望を待ちたいことと、延長を希望する日時を伝えます。待てるという返答があれば、その間も他の申込みを受け付けるか確認します。
延長できない場合は、第二希望を契約したいか、第一希望の結果を待ちたいかを考えます。第二希望を見送ると決めたら、回答期限までに窓口へ伝えます。
第二希望に進む場合は、契約条件を確認してから返答します。第一希望の窓口にも方針の変更を連絡し、現在の手続きを終えるために必要な対応を聞きます。
「進めてください」と返答する前に、審査の続行か契約への同意かを確認します。申込撤回が必要になったときは、申込みのキャンセルはいつまでできるかも確認します。
05並行申込の状況を窓口へどう共有する?

希望順位・進捗・期限を一覧にする
一覧には物件名と窓口の連絡先を添えます。次の表は記入例です。自分の状況に置き換え、回答を受けた日時と担当者名も書き足します。
| 物件 | 確認項目 | 回答・期限 |
|---|---|---|
| 第一希望 | 進捗と次の連絡予定 | 審査中。次回連絡の日時は確認待ち。 |
| 第一希望 | 別物件への並行申込の取扱い | 申込前に窓口へ確認する。 |
| 第二希望 | 第一希望が審査中でも申込可能か | 受付可否と条件の回答待ち。 |
| 第二希望 | 結果が出た後の回答期限 | 期限と、待ってもらえるかを確認する。 |
| 各物件 | 部屋止めの範囲と期限 | 募集・他の申込受付・継続条件を記入する。 |
期限の延長を依頼しただけなら、元の期限を残して「延長の回答待ち」と記入します。了承の返答を受けてから、変更後の日時に更新します。
未確認事項を質問し希望の変更を連絡する
質問するときは、物件名を添えて一覧の未確認事項を送ります。「回答期限が未確認です。いつまでに、何を返答すればよいですか」のように尋ねます。
希望順位が変わったら、関係する窓口へ早めに連絡します。「こちらを第一希望に変更したいです」など、変更後の希望と続けたい手続きを伝えます。
費用や契約条件に不明点があれば、申込前のお金と契約条件の確認も使います。回答期限までに判断できない項目は、窓口に確認予定を聞きます。
06スムトクの場合(できること・できないこと)
できること
- 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
- 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
- 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。
できないこと
- 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
- 並行申込の受付可否や審査結果を一律に保証すること
- 申込順位や部屋止めの説明だけで物件の確保を保証すること
審査が不安なら、申し込む前に相談できます
希望のエリア・家賃・時期をLINEで送ってください。10:00〜24時・年中無休で、宅地建物取引士が来店なしで案内から契約まで担当します。
LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
契約成立の一般原則の確認先は「民法(e-Gov)」です。申込受付と重要事項説明の区別については「宅地建物取引業法(e-Gov)」第35条が参考になります。法令本文を取得できなかったため、条文の直接引用はしていません。両法令を並行申込の可否や優先順位を一律に定める根拠としては用いていません。相談例と整理表は実務上の提案です。物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください