スムトクスムトク賃貸の疑問を解く部屋探しガイド
スムトク 部屋探しガイド›部屋探しの基礎›ペット可の賃貸と契約の確認
GUIDE / 部屋探しの基礎

ペット可の賃貸を探す
飼育条件と契約の確認点

公開日:2026年10月5日 更新日:2026年10月5日 スムトク編集部(宅地建物取引士)
ペット用ベッドと食器と契約書を置いた賃貸の室内

ペット可の賃貸は、飼いたい動物と暮らせる条件を具体的に確認して選びます。この記事の範囲は物件選びと飼育の契約条件で、しつけや診療の方法は対象外です。

この記事の結論
結論

ペット可・ペット相談の意味は物件ごとに違います。種類・頭数・大きさを特約で確認するまで、希望する飼い方が認められたとは考えません。

契約

許可される動物の条件と、飼育の手続や生活上のルールを分けて読みます。貸主の承諾が必要なら、その方法と確認できる書面を聞きます。

費用

退去時は原状回復の考え方と特約を確認します。敷金の追加だけで負担が決まるわけではなく、精算方法や対象となる作業も確かめます。

01ペット可とペット相談は何が違う?

食器とペット用ベッドと住宅模型で飼育条件を比べる図
ペット可なら自由に飼える、ペット相談なら許可されにくい、と表示だけでは判断できません。物件ごとの許可範囲と承諾の手続を確認します。

募集の言葉を具体的な条件に置き換える

まず、どの動物をどんな条件で飼える物件なのかを聞きます。犬が認められていても猫も対象とは限らず、種類ごとに確認する必要があります。

ペット可という表示は、飼育のルールがないことを意味しません。頭数や大きさ、飼う場所などの条件は、特約や飼育規則で確認します。

募集の表示確認したいこと
ペット可対象の種類・頭数・大きさと、必要な申請を確認します。
ペット相談どの動物について相談できるか、誰の承諾が必要かを聞きます。
ペット共生など備わる設備と、その部屋で認められる飼育条件を確認します。

表示から設備や住民の考え方を推測しない

ペット可と書かれていても、足洗い場や専用設備があるとは限りません。欲しい設備がある場合は、写真や設備表で設置と利用条件を確認します。

住民が皆ペットを飼っている、鳴き声に理解があるとも決めつけません。共用部分や生活上のルールを確認し、自分が守れる内容かを考えます。

戸建てや広い部屋を候補にする場合も、飼育の条件は別に確認します。建物の形や広さだけで、多頭飼いまで認められるわけではありません。

募集表示は探す入口です。希望する飼い方の承諾が取れたかは、具体的な条件への回答と契約書面を見て判断します。

02種類・頭数・大きさはいつ伝える?

首輪とキャリーと無地の資料でペットの条件を伝える図
飼っているペットの情報は、候補を探す段階で伝えます。入居後に増やす予定がある場合も、現在の頭数とは分けて相談します。

同居する動物の条件を先にそろえる

種類、頭数、大きさが分かる情報を整理して担当者へ伝えます。小型という言い方だけで済ませず、物件側が何を基準に判断するかを聞きます。

成長途中の動物を飼う場合は、成長後の大きさをどう扱うかも確認します。今の状態で条件に合うという説明だけで、その後まで判断しないようにします。

伝える項目確認する内容
種類飼育対象に含まれるか、種類ごとの制限があるかを聞きます。
頭数現在の頭数を伝え、複数飼育の可否を確認します。
大きさ体格の判定方法と、成長後の扱いを確認します。
今後の予定追加で迎える場合に再申請や承諾が必要かを聞きます。

写真や証明書などを求められた場合は、必要な資料と提出先を確認します。何を確認するための資料なのか聞いてから、案内に沿って用意します。

多頭飼いの承諾を入居後に回さない

複数飼う場合は、全頭を合わせた条件で確認します。ペット可への回答を受けても、頭数まで伝えていなければ、希望どおりの承諾とは扱えません。

敷金の追加を申し出れば飼育が認められる、とは限りません。費用と飼育の可否は別の条件として聞き、回答を受けてから候補を判断します。

条件の変更を相談した場合は、最初の募集条件から何が変わったかを記録します。承諾を得た種類や頭数が、特約にも反映されているか確認します。

03契約書と飼育規則のどこを読む?

契約書と飼育規則と建物の模型で許可範囲を確認する図
契約書の禁止事項だけでなく、承諾を得ればできる行為と特約を読みます。ペットに関する回答が、どの書面に記載されるか確認します。

標準契約書は確認の枠組みとして使う

国土交通省の賃貸住宅標準契約書は、禁止・制限される行為を別表で整理しています。実際の物件にそのまま適用される契約書とは限りません。

標準契約書では、犬・猫等の飼育は原則として貸主の書面による承諾が必要です。観賞用の小鳥・魚等には例外があり、実際の条件は個別の契約で確認します。

標準契約書の内容を見て、自分の契約でも同じ条件だと判断しないようにします。募集側から渡される書面について説明を受けるために使います。

特約と建物のルールを照合する

飼育を認める特約には、対象となる動物の条件を確認します。口頭で聞いた頭数と書面が違う場合は、そのまま進めず説明や修正を求めます。

読む書面確認すること
契約書の本文禁止行為と、貸主の承諾が必要な行為を確認します。
ペットの特約認められる種類・頭数・大きさ、追加費用を確認します。
飼育規則・使用細則共用部分の移動や飼育場所、清掃などのルールを確認します。
承諾を示す書面どの条件で飼育を認めたか、契約の内容と照合します。

共用部分で抱きかかえるなどのルールがあるなら、自分で対応できるかを考えます。条件を知るだけでなく、毎日の散歩や通院の動きに当てはめます。

部屋の特約と建物の飼育規則が食い違うように見える場合は、担当者に確認します。都合のよい記載だけを選ばず、許可される範囲を明確にします。

申し込む前に確認したい点は、お金と契約条件のチェックリストにもまとめられます。回答待ちの項目は見える形で残します。

04退去時の負担は敷金だけで決まる?

敷金用の封筒と床材と無地の精算書で負担を比べる図
敷金を追加しても、退去時の負担がその範囲で収まるとは限りません。原状回復の考え方と特約を読み、返還や精算の条件を確認します。

通常の損耗とペットによる損傷を分ける

国土交通省のガイドラインでは、経年変化や通常の使用による損耗は貸主負担が原則です。ペットによる傷や臭いは、借主負担となり得ます。

ただし、ペットがいたことだけを理由に、室内全体の交換費用が決まるわけではありません。傷や臭いの状況、必要な作業、負担の範囲を確認します。

原状回復の負担を考える際は、経過年数や補修の単位も判断材料になります。具体的な精算は損傷と契約条件によるため、入居前に金額を決めつけません。

清掃や敷金の特約は意味まで確認する

特約に清掃や消臭の費用が書かれていたら、何の作業に対する負担かを聞きます。退去時の状態に関係なく発生する条件なのかも確認します。

費用の項目契約前に聞くこと
敷金の追加預ける金額と、退去時の精算・返還の条件を確認します。
償却などの定め返還されない部分と、別途請求との関係を確認します。
清掃・消臭の特約作業の内容、負担の条件、金額や算定方法を確認します。

同じ作業について、定額の負担と実費の請求がどう関係するかも確認します。見積書の項目名だけでは分からない部分は、契約前に説明を受けます。

特約に記載があればどんな負担でも有効、とは判断しません。内容や説明、合意の状況も関わるため、疑問を残したまま契約しないことが大切です。

費用は初期費用の内訳と合わせて整理します。入居時に支払う額と、退去時に精算する額を混ぜずに比較します。

05内見と入居後はどこに気をつける?

ペット用マットと玄関の柵と掃除道具で住み方を見る図
飼育が認められることと、生活に合うことは別に確かめます。室内の配置と共用部分の使い方を見て、契約のルールを守れる住まいを選びます。

ペット用品を置いた動線を考える

ケージやトイレ、寝床を置く場所を考え、人が通れる空間も残します。部屋の広さだけで判断せず、扉の開閉や掃除の動きまで確認します。

玄関や窓では、脱走を防ぐ工夫を設置できるかを見ます。柵や保護材を使う場合は、壁や床に固定する方法が契約上認められるかも確認します。

床にマットを敷く場合も、素材や施工方法を管理側に確認します。傷を防ぐつもりの対策で床を傷めないよう、取り外しや手入れの方法を考えます。

入居時の記録と日常の配慮を続ける

荷物を置く前に、床や壁の傷、室内の臭いなど気になる点を確認します。入居時からある状態は管理側へ共有し、確認した内容を残します。

飼育中に汚れや傷が生じたら、放置せず、必要に応じて管理側へ相談します。自分で工事をしたり、強い薬剤を使ったりする前に対応を確認します。

動物愛護管理法は、飼い主に動物の習性に応じた適正な飼養と、周辺の生活環境への悪影響を防ぐ配慮を求めています。

鳴き声や臭い、共用部分の汚れには、飼育可の建物でも配慮します。困ったことが起きたときの相談先を確認し、建物のルールに沿って対応します。

ペットを追加で迎えるときは、契約時に確認した変更手続に従います。最初の承諾があるからと省略せず、新しい条件で飼えるかを先に確かめます。

06スムトクの場合(できること・できないこと)

できること

  • 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
  • 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
  • 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。

できないこと

  • 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
  • ペットの種類や頭数について貸主の承諾を保証すること
  • 退去時の原状回復費用を入居前に確定すること

気になる物件のURLを送るだけでも大丈夫です

希望のエリア・家賃・時期をLINEで送ってください。10:00〜24時・年中無休で、宅地建物取引士が来店なしで案内から契約まで担当します。

LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。
このガイドについて
運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
この記事について
禁止・制限事項の整理は国土交通省「賃貸住宅標準契約書」の禁止又は制限される行為と別表、費用負担は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参照しています。飼い主の責務は「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づきます。飼育条件や内見の確認手順は実務上の提案です。物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください
夜24時まで受付
来店不要
LINEで相談を始める