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GUIDE / 部屋探しの基礎

内見の採寸はどこを測る?
家具・家電の配置を確かめる

公開日:2026年10月10日 更新日:2026年10月10日 スムトク編集部(宅地建物取引士)
洗濯機置き場の防水パンにメジャーを当てて採寸する手元

内見の採寸は、家具を置く壁面と家電置き場を測り、開閉や使用に必要な空間まで照合します。この記事は室内の配置確認を扱い、引っ越し当日の搬入作業は対象外です。持ち込む家具・家電の寸法を準備してから現地へ向かいます。

この記事の結論
結論

採寸するのは、家具を置く壁面、冷蔵庫・洗濯機置き場、扉や引き出しが動く範囲です。本体が収まるかと、置いたあとに使えるかを合わせて確かめます。

準備

メジャーと間取り図に加え、手持ちの家具の寸法表と家電の型番・設置資料を用意します。現地の寸法と製品の条件を同じ記録にまとめます。

未確認の扱い

測れない場所や接続・固定の条件が残れば、設置の判断は保留します。再採寸は内見の担当者、接続は販売店や設置業者、固定の承諾は管理会社へ確認します。

01内見の採寸には何を持っていけばよいですか?

採寸用のメジャーと間取り図と筆記具をそろえた机上

家具・家電の幅・奥行き・高さを控える

持っていく家具・家電を決め、幅・奥行き・高さを一覧にします。ベッドはマットレスだけでなくフレームの外寸を測り、収納棚は取っ手などの出っ張りも含めて控えます。

本体の寸法とは別に、扉を開けた幅や引き出しを出した奥行きも記録します。家具の正面を示す簡単な図に寸法を書き込むと、配置を変える際も幅と奥行きを取り違えずに照合できます。

メジャー・間取り図・記録用具を用意する

メジャー、書き込める間取り図、筆記具、撮影用のスマートフォンを用意します。内見の担当者には採寸したい家具や場所を先に伝え、当日の確認時間を相談しておきます。

測った値には単位と測定位置を書き、写真と図面を対応させます。撮影の可否を確認したうえで、測定場所の全体像と目盛りの拡大写真を残すと、帰宅後も位置と数値を見直せます。

家電の型番と製品の設置条件を手元に用意する

冷蔵庫・洗濯機は型番を控え、その機種の取扱説明書や据付説明書を用意します。設置寸法や開閉時の図を保存しておくと、現地で必要な空間を照合しやすくなります。

以下の採寸手順は、確認漏れを減らすための実務上の提案です。家電に共通する必要寸法を決めるものではなく、余白や接続の条件は使う製品の資料で確かめます。

内見前に寸法表と製品資料をそろえ、現地で測りたい場所を間取り図に印しておきます。

02間取り図の畳数だけで家具が入るか分かりますか?

柱と収納扉の間にある家具を置く壁面を示した図

畳数と家具を置ける壁の長さを分けて考える

広告の畳数は面積表示で、使える壁の長さを示すものではありません。同じ畳数でも部屋の形や柱の位置は異なるため、置きたい家具に合わせて壁面を測ります。

図面は配置の候補を考えるために使い、縮尺が不明な図を測って実寸に置き換えないようにします。記号の読み方は間取り図の略語の見分け方で確認できます。

柱・出入口・収納扉の位置を測る

壁の端から柱まで、柱から出入口までというように、家具を置ける区間を測ります。床際の巾木や壁の出っ張りも見て、家具の背面をどこまで寄せられるかを確かめます。

出入口や収納扉は、閉じた位置と開いたときに使う範囲を図面に書きます。窓の下に家具を置く場合は、床から窓枠までの高さやカーテンとの重なりも確認します。

背の高い棚を置く場所では、床付近だけでなく本体の上部に当たる位置も見ます。梁や壁の出っ張りがあれば、その下までの高さと出っ張りの奥行きを測ります。

ベッドを置く壁は柱や収納扉まで測る

ベッドを壁沿いに置くなら、柱や収納扉までの使える長さをフレームの外寸と照合します。ベッドの幅も図面に書き込み、収納扉の開閉範囲や出入口に重ならないかを見ます。

ベッドに引き出しがある場合は、引き出した先端から反対側の壁や家具までの距離も確認します。その空間に立つ、またはしゃがむ動作を試し、寝具を出し入れできるかを確かめます。

畳数だけで配置は決められません。家具の外形と扉の開閉範囲を、現地で測った図面に重ねて判断します。

03冷蔵庫置き場はどこを測ればよいですか?

冷蔵庫の扉と隣の収納と前面の通路を見渡す図

置き場の幅・奥行き・高さを測る

幅は左右の壁や収納の間、奥行きは背面の壁から前に出せる位置までを測ります。高さは床から上部の棚や梁までを記録し、コンセントや巾木の出っ張りも写真に残します。

奥と手前で幅が違うなど、置き場の形がそろっていないこともあります。本体が占める範囲の狭い部分を確認し、どの位置の寸法なのかが分かるよう図面に書き込みます。

製品指定の放熱スペースと照合する

製品の据付図で、左右・背面・上部それぞれに必要な空間を確認します。本体寸法と合わせて置き場の実寸と照合し、今の家で置けている隙間をそのまま基準にしません。

製品の寸法図が取っ手や突起を含むかも確認します。コンセントの位置と電源コードの長さを照合し、資料で接続方法が分からない場合は、写真と型番を販売店へ送って確認します。

扉を開けたときの通路と周囲への干渉を確かめる

製品資料で扉を開けたときの寸法を確認し、隣の壁やキッチン収納までの距離と照合します。食品や庫内の引き出しを出し入れするのに必要な開き方ができるかも確かめます。

扉を開けた位置を図面に書き、その前に立つ場所と背後に残る通路を測ります。出入口や隣の収納を使いにくい場合は、別の置き場所や扉の開く向きが合う機種を検討します。

本体が収まっても、放熱や扉の開閉に必要な空間が足りなければ配置を見直します。製品資料で判断できない点は、購入前に販売店へ確認します。

04洗濯機置き場はどう測ればよいですか?

洗濯機の脚と防水パンと給排水の位置を示した図

防水パンの内側と本体・脚の位置を照合する

防水パンは内側の幅・奥行きと脚を置く面を測り、周囲の壁までの幅・奥行きも記録します。製品の据付図を使い、脚が支持面に載るかと、本体が壁やパンの縁に当たらないかを分けて照合します。

パンの段差や排水部品が脚や本体に当たらないかも見ます。防水パンがない場合は床と排水口を撮影し、設置方法は販売店や設置業者、パンの要否など物件側の指定は管理会社へ確認します。

蛇口の高さと排水口の位置を記録する

蛇口は床からの高さと壁からの出っ張り、排水口は壁やパンの縁からの距離を記録します。高さの基準が床か脚を置く面か分かるようにし、蛇口の接続部分を含めた写真も残します。

排水口が本体の下に隠れる配置では、ホースを接続する空間も確認が必要です。排水部品を外して推測せず、測れた寸法と写真を販売店や設置業者に渡して照合を依頼します。

ふた・扉の開閉とホースの設置条件を確かめる

縦型はふたを開けた高さと上部の棚、ドラム式は前面の扉と壁の関係を見ます。洗濯物を出し入れする位置も確かめ、洗面所の扉や通路と重ならないか確認します。

給排水ホースの取り回しや接続条件も、機種の資料と照合します。かさ上げや蛇口の変更が必要なら、方法はメーカーや設置業者、物件側の施工や承諾の条件は管理会社へ確認します。

電源やアースの接続位置も写真に残し、製品資料と照合します。接続先が見当たらない場合は管理会社へ設備の状態を聞き、設置業者へ対応方法を確認します。

洗濯機は、防水パンの内側に本体が入りそうという理由だけでは設置可能と判断できません。脚の支持面と給排水、開閉に未確認の点があれば、写真・寸法・型番を設置業者へ渡します。

05採寸結果から配置と設置の可否をどう判断しますか?

収納棚の引き出しと室内扉の開閉範囲を比べる図

家具の扉・引き出しと室内動線を重ねて確認する

採寸した図面に家具の外形と開閉範囲を書き込みます。収納棚の前に立つ場所や椅子を引く場所も重ね、出入口から窓・収納まで普段使う経路が残るかを確かめます。

対象測る場所製品条件との照合
ベッド・収納棚壁の使える長さ、奥行き、高さ、扉の前外寸、引き出しや扉の開閉範囲
冷蔵庫置き場の幅・奥行き・高さ、前面の通路指定の余白、扉の開き方、電源位置
洗濯機周囲の壁、パンの内側、脚の支持面、蛇口、排水口本体と脚の位置、開閉範囲、給排水・電源の接続条件

測れなかった場所と未確認の条件を残す

記録には、確認済みの寸法と未確認の条件を分けて残します。余裕が小さい場所や測定位置があいまいな場所は、測る両端を写真に示して担当者へ再採寸を依頼します。

室内にある家具や家電が引き渡し時も残るか、撤去されるかを担当者に確認します。扱いの確認は内見で確認する設備と残置物を参照し、回答を配置図に反映します。

未確認の項目ごとに、質問内容・確認先・回答を記録します。回答で必要な寸法や部品が変わったら、配置図と製品の購入候補を更新します。

穴あけ・壁への固定は購入や作業の前に確認する

壁への固定が必要な収納棚は、製品の設置方法と固定位置を管理会社へ伝えます。貸主の承諾が必要か、穴あけが認められるかを確認し、回答を書面やメールで残してから購入や作業を進めます。

国土交通省のガイドラインでは、通常損耗の修繕費は原則として貸主負担です。固定による穴や傷まで同じ扱いとは決めず、管理会社へ契約の原状回復条項と退去時の補修範囲・費用負担を確認します。

固定の承諾を得ても、退去時の補修が不要とは限りません。製品の安全な設置条件も確認し、指定の固定方法が使えない場合は、その場所で設置条件を満たせる別の家具を検討します。

未確認の条件への回答を反映してから、配置や購入を決めます。搬入できるかは別の確認なので、玄関や廊下などの搬入経路は配送・引っ越し業者へ確認します。

06スムトクの場合(できること・できないこと)

できること

  • 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
  • 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
  • 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。

できないこと

  • 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
  • 畳数や本体寸法だけで家具・家電の設置と使用を保証すること
  • 採寸結果だけで穴あけや固定の可否、退去時の負担を決めること

気になる物件のURLを送るだけでも大丈夫です

準備した内容で足りるかどうかは、申し込む前にLINEで確認できます。条件を送っていただければ、宅地建物取引士が必要なものを整理してお返しします。

LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。
このガイドについて
運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
この記事について
畳数を面積表示として扱う説明は、[不動産の表示に関する公正競争規約施行規則(指導基準)](https://www.rftc.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2019/02/h_sekoukisoku.pdf)を参照しています。通常損耗と通常の使用を超える損傷を分ける説明は、[国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」](https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html)に基づきます。採寸手順と記録表は実務上の提案です。家電の必要寸法や接続条件は、使用する機種の製品資料で個別に照合します。物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください
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