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GUIDE / 部屋探しの基礎

内見でカビ臭いと感じたら
シミと修繕履歴を確認

公開日:2026年10月11日 更新日:2026年10月11日 スムトク編集部(宅地建物取引士)
内見中に収納の奥の壁をライトで照らして確認する手元

内見でカビ臭いと感じても、清掃で解消するかは臭いやシミだけでは分かりません。観察した状態を伝え、原因の把握状況と対応内容を確認します。この記事の範囲は内見から申込前までで、入居後のカビ除去方法は扱いません。

この記事の結論
結論

臭いやシミは確認のきっかけです。観察と推測を分けて記録し、原因と対応状況を質問することから始めます。

確認すること

清掃・消臭・壁紙交換の対象と、原因への対応を別々に聞きます。修繕済みなら作業内容とその後の確認状況も確かめます。

申込前の判断

作業内容・完了予定・確認方法を記録に残します。臭いの解消など、判断に必要な点が未確認なら、再内見や申込の保留を検討します。

01内見でカビ臭いと感じたら、何を記録する?

開いた収納の棚と奥の壁を手元のライトで確認する様子
臭いは原因を調べるきっかけです。まず自分が感じたことと、目で確認したことを残し、カビや雨漏りと決めつけずに質問します。

臭いを感じた場所と内見時の状態をメモします

「収納を開けたときに臭いを感じた」のように、場所と動作をセットで書きます。室内に入ったときから気になったのか、収納の近くだけなのかも分けます。

内見した日時に加え、窓や収納扉の開閉、換気設備の運転状況も残します。確認できなかった状態は、推測で埋めず「未確認」と記します。

収納の内部と天井・壁のシミを確認します

担当者に開けてよいか確かめ、収納の棚や奥の壁、床との境目を見ます。天井や壁に変色があれば、窓や出入口との位置関係も確認します。

記録には「天井の窓側に茶色いシミがある」と、位置と見た目を書きます。担当者から原因の説明を受けた場合は、自分の観察とは別の欄に残します。

写真で残す状態と、文章で残す臭いを分けます

撮影の可否を確認し、位置が分かる写真とシミに寄った写真を残します。臭いは写真に写らないため、感じた場所や強さを自分の言葉で添えます。

写真を撮れない場合は、部屋名と位置をメモして担当者と共有します。日当たりや通風の確認は、内見での日当たり・風通しの確認を参照します。

質問例や記録方法は編集上の実務提案です。履歴の資料を見られるか、再内見できるかは、担当者を通じて確認してください。

02天井のシミは雨漏りの跡と判断できる?

窓側の天井に残ったシミと周囲の壁を見比べる様子
色や形だけでは、シミの原因や漏水が続いているかは判断できません。発生時期と調査・修繕の内容を聞き、見た目と説明を照合します。

色や形だけで原因を決めつけません

内見時に乾いて見えても、原因が解消したかは別に確認します。跡が残っている場合も、現在の漏水を示すのか、過去の跡なのかを担当者に尋ねます。

写真は、質問する場所を伝える資料として使います。シミの位置を示し、「この箇所は調査されていますか。原因について分かっていることはありますか」と尋ねます。

発生時期と原因の把握状況を尋ねます

調査済みと聞いたら、誰がいつ確認したのかを尋ねます。回答を次の項目に分け、調査で分かったことと、まだ調べていないことを整理します。

担当者がその場で答えられない場合は、管理会社などへの確認を依頼します。「問題ないと思う」という返答には、判断の根拠と確認先を尋ねます。

03「清掃します」と言われたら、何を聞く?

壁紙の見本と下地の断面を並べて違いを示す模型
清掃・消臭・交換の予定と、原因への対応は別々に聞きます。表面がきれいになる説明だけでは、気になる臭いが解消するか判断できません。

清掃・消臭・交換の対象を具体的に聞きます

「入居前に清掃します」と言われたら、気になる場所が作業対象かを確かめます。室内全体の清掃という説明でも、収納内部まで含むかを聞きます。

説明された作業追加で聞くこと
清掃収納の棚・奥の壁・床など、どこを作業する予定ですか。
消臭どの場所が対象で、作業後の臭いはどう確認しますか。
壁紙の交換シミのある部分は対象ですか。下地の状態も確認する予定ですか。

回答は「予定」「実施済み」「未定」に分けてメモします。作業内容がまだ決まっていなければ、いつ確定するか、誰から回答をもらえるかを聞きます。

下地の確認と原因への対応を別に聞きます

壁紙の交換予定がある場合は、「下地は確認済みですか」と尋ねます。傷みが見つかった場合の対応と、原因に関わる修繕の予定も聞きます。

壁の内部など見えない部分は、自分で壁紙をはがして調べないようにします。調査や作業で内部を確認していれば、その結果を説明してもらいます。

原因が未確認のまま「清掃で解消する」と説明されたら、その根拠を尋ねます。作業後も臭いが残った場合に追加の確認や対応をする予定があるかも聞きます。

04修繕履歴は、どこまで確認すればよい?

修繕箇所の写真と文字のない資料を机上で照合する手元
「修繕済み」と聞いたら、作業時期・場所・内容と、その後の確認状況を尋ねます。記録で分かることと、口頭で伝えられたことを分けて残します。

作業時期・場所・内容と、その後の状況を聞きます

修繕履歴を聞くときは、内見で見た場所を写真やメモで示します。別の部屋や別の箇所の工事と取り違えないよう、対象の位置を担当者と照合します。

「天井を修繕した」という説明なら、作業時期と、どの部分をどう直したのかを尋ねます。壁紙の交換と、原因に関わる工事を区別して記録します。

修繕後は、誰がいつ、どのように同じ臭いやシミの再発を確認したか尋ねます。「申告を受けていない」のか「現地で確認した」のかも区別します。

記録がない場合は確認できた範囲を整理します

作業報告や写真など、説明の根拠となる資料があるかを聞きます。資料を提供できない場合は、作業時期や内容を文章で回答してもらえるか相談します。

記録がないと言われたら、修繕をしていないのか、資料が残っていないのかを確かめます。探している途中なら回答予定日を聞き、それまでは履歴を未確認として扱います。

口頭説明しか得られないときも、回答日と確認先をメモします。過去の作業内容が不明なら、現在の状態を管理会社などに確認してもらえるか相談します。

国土交通省の原状回復ガイドラインは、主に退去時の原状回復の費用負担を整理した資料です。この記事では状態や原因を分けて考える背景として参照し、臭いやシミだけで原因・負担者を断定する根拠にはしません。

05申し込む前に、回答と対応結果をどう確かめる?

再内見で収納の扉を開けて内部の状態を確かめる後ろ姿
判断に必要な回答や対応結果がそろわなければ、申込を保留する選択肢があります。「原因の説明」「作業後の臭い」など、申込前に確かめたい点を担当者に伝えます。

作業内容・完了予定・確認方法をメールで残します

口頭で聞いた内容は、作業場所と内容、完了予定、結果の確認方法をまとめます。メールで「この理解で合っていますか」と送り、貸主や管理会社に確認した回答を依頼します。

次の表は記録の例です。実際に受けた回答に置き換え、未確認事項には確認先と回答予定日を添えて、追加で聞くことを整理します。

観察したこと担当者の回答未確認事項
収納を開けたときに臭いを感じた収納内部を清掃する予定原因の把握状況、作業後の臭い
天井の窓側にシミがある過去に修繕したと聞いている作業時期・内容、現在の状態
壁紙の一部に変色がある壁紙を交換する予定下地の確認、完了予定と確認方法

臭いが判断条件なら対応後の再内見を相談します

臭いは写真だけでは確かめられません。「収納の臭いを自分で確認してから判断したい」と伝え、作業後に再内見できるか相談します。

再内見では、前回と同じ場所をメモと照らして確認します。窓の開閉や作業からの経過も記録し、臭いやシミが残っていれば、その場所で担当者に伝えます。

再内見が難しい場合は、作業報告や担当者の現地確認の結果を聞きます。自分で臭いを確かめることが申込の条件なら、代わりの資料だけで確認済みにはしません。

未確認事項を整理し、対応説明と契約条件を照合します

国土交通省の賃貸住宅標準契約書は、修繕条項を見るための参照資料です。実際の契約に同じ内容が適用されるとは限らないため、契約書案の修繕条項と特約を確認します。

約束された清掃や修繕は、対象箇所と期限を契約書案や別紙に記載できるか相談します。現状のまま引き渡す記載と食い違う場合は、どの対応で合意するのか確認します。

申込前に契約書案が出ない場合は、提示時期と予定する修繕条件を聞きます。条件の確認を申込の前提にしたいなら、その旨を伝えて回答を待ちます。

保留する際は、その間も他の入居希望者の募集や申込受付が続くかを確認します。必要な回答が得られず、不明点を受け入れられない場合は別の候補を検討します。

入居時は傷や汚れの写真記録を参照します。入居後の連絡手順は、入居直後の設備不具合への対応で確認できます。

06スムトクの場合(できること・できないこと)

できること

  • 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
  • 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
  • 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。

できないこと

  • 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
  • 臭いやシミだけでカビ・雨漏りの原因や負担者を断定すること
  • 清掃・消臭・壁紙交換による臭いの解消や再発防止を保証すること

気になる物件のURLを送るだけでも大丈夫です

希望のエリア・家賃・時期をLINEで送ってください。10:00〜24時・年中無休で、宅地建物取引士が来店なしで案内から契約まで担当します。

LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。
このガイドについて
運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
この記事について
状態と原因を分ける背景、現状記録と契約条件の確認は、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参照しています。修繕条項の確認は、国土交通省「賃貸住宅標準契約書(平成30年3月版・連帯保証人型)」を参照資料とし、実際の契約への適用を示すものではありません。質問例、記録表、再内見の相談は編集上の実務提案です。物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください
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