賃貸の審査中に事情が変わった
変更の伝え方と確認の順番
賃貸の審査中に事情が変わったら、申込時と変更後の情報を整理して窓口へ連絡します。この記事の範囲は申込後の事情変更で、申込前から転職直後・入社前だった人の必要書類は対象外です。
- 結論
変更が決まったら、申込時の情報と変更後の予定を分けて伝えます。変更が決まった日と未定事項も添え、申込を続けるための対応を確認します。
- 確認すること
当初の申込を修正できるか、追加資料や再確認・再審査が必要かを窓口へ聞きます。回答の見込みと、それまでに自分が行う対応も確認します。
- 連絡後の注意
希望を伝えたこと、窓口が受け付けたこと、条件が合意されたことを分けます。入居希望日を変えても、契約開始日や家賃発生日が変わるとは限りません。
01申込後に事情が変わったら、そのまま待ってよい?

申込窓口へ変更内容を伝える
最初の連絡先は、申込を受け付けた仲介会社などの窓口です。物件名・部屋番号・申込者名を添え、審査中の申込内容について変更の相談があると伝えます。
申込控えを手元に置き、何が変わったかを項目ごとに整理します。次の表は連絡の準備例です。実際の勤務先名や人数、日付に置き換えて使います。
| 項目 | 申込時 | 変更後 |
|---|---|---|
| 勤務先 | 申込書に記載した勤務先 | 現在の在籍状況・入社予定先・入社予定日 |
| 入居人数 | 申込時の人数と同居予定者 | 変更後の人数と同居予定者 |
| 入居希望日 | 当初伝えた希望日 | 新たな希望日・調整できる範囲 |
表には、変更が決まった日と、まだ決まっていない内容も添えます。勤務先と入居希望日が同時に変わる場合は、関連する変更をまとめて伝えます。
当初の記載誤りと申込後の変化を分ける
申込時には正しかった情報が後から変わった場合は、その順序を説明します。申込時から記載が違っていた場合は、誤っていた項目と正しい内容、記載の経緯を伝えて訂正を依頼します。
申込後に転職が決まったなら、転職の決定日を添えます。申込前に決まっていた予定を書き忘れた場合は、その経緯を説明し、申込後の変更として伝えないようにします。
この記事の連絡順序や整理表は、実務上の提案です。法令で定められた共通の変更手続を示すものではありません。
02審査中に転職が決まったら、何を伝える?

申込時の勤務先と入社予定先を分ける
退職前なら、現在も申込時の会社に在籍していることを伝えます。すでに退職している場合は退職日を伝え、新しい勤務先には入社済みか、これから入社する予定かを説明します。
雇用形態や収入の予定についても、確定している範囲で伝えます。まだ提示されていない条件を推測で記入せず、未定の項目は確認中であることを明記します。
申込前から転職直後・入社前だった場合の書類は、別の記事で確認できます。転職直後・入社前の賃貸申込を参照し、今回必要な書類を窓口へ聞きます。
決定した時点・変更予定日・未定事項を整理する
連絡では、転職の決定日、退職予定日、入社予定日を分けます。日程が未定なら、いつ頃確認できそうかも添えます。以下の例は、自分の状況に合わせて書き換えてください。
連絡例:「申込時は[現在の勤務先名]に在籍していましたが、[変更決定日]に転職が決まりました。現在も在籍中で、入社予定先は[会社名]、入社予定日は[日付]です。退職日は未定で確認中です。申込を継続できるか、変更方法と追加対応を教えてください。」
後から日程などが決まったら、最初の連絡日と今回確定した項目を添えて窓口へ伝えます。以前の予定から変わった日付があれば、変更前後を並べて示します。
申込情報を誰が更新するのかも、窓口へ確認します。本人による修正が必要なら、修正する欄と方法を聞き、送信後の内容を控えとして残します。
03入居人数や入居希望日は、どう変更を相談する?

入居人数は変更前後と同居予定者を伝える
人数が増える場合も減る場合も、当初と変更後の予定を説明します。同居予定者の氏名や申込者との関係を整理し、申込書への追記・修正に必要な情報を窓口へ確認します。
一緒に住むか検討中の人がいる場合は、確定した入居者として伝えないようにします。人数が決まる見込みの時期を添え、未定の状態で申込を進められるか相談します。
募集図面に単身者限定などの人数に関する条件がないか確認します。記載が見当たらない場合も、変更後の人数と同居予定者で申込を続けられるかを窓口へ聞きます。
すでに契約した後の追加は、審査中の変更相談とは分けて確認します。その場合は、契約後に同居人を追加するときの連絡を参照してください。
入居希望日と契約開始日・家賃発生日を分ける
「入居日を遅らせたい」だけでは、何を変更したいかが曖昧です。引っ越す予定日を変えたいのか、契約開始日や家賃発生日も調整したいのかを分けて伝えます。
| 日付の項目 | 確認すること |
|---|---|
| 入居希望日 | 実際に引っ越したい日と調整できる範囲 |
| 契約開始日 | 希望の変更に合わせて調整できるか |
| 家賃発生日 | 家賃が発生する日は変更されるか |
日付ごとに変更の可否と、変更できる場合の日付を回答してもらいます。各日付の意味が曖昧なら、家賃発生日と入居日の違いも確認します。
04変更後も申込を続けられる?再審査はある?

当初の申込を修正して継続できるか聞く
まず、当初の申込を修正して進められるかを確認します。申込画面に編集機能があっても、操作前に窓口へ相談し、その画面で修正してよいかを聞きます。
取り下げや再提出が必要との案内を受けたら、元の申込の扱いを確認します。現在の受付順や審査状況を引き継げるか、提出し直すものは何かを聞いてから対応します。
追加資料・再確認や再審査の有無を聞く
追加対応の要否は、今回の変更内容を示して確認します。「この変更で追加資料や再確認、再審査が必要ですか」と窓口へ尋ね、必要な対応を一覧にします。
資料を求められたら、書類名・提出先・期限を聞きます。準備できないものがあれば、その理由と用意できる時期を伝え、代わりの資料や期限の調整が可能か相談します。
国土交通省の賃貸住宅標準契約書は、契約内容を照合する参考資料です。審査中の変更受付や再審査の基準を定めた資料としては使いません。
次の対応と回答予定を窓口へ確認する
連絡の終わりに、自分が行う対応と、窓口からの回答を待つ事項を整理します。回答予定がまだ分からない場合は、次に状況を確認する時期や連絡方法を相談します。
急いでいる場合は、いつまでに回答が必要かと、その理由を具体的に伝えます。希望期限に回答できる見込みがあるかを聞き、難しい場合は入居日程を再調整できるか相談します。
05変更を伝えた後は、何を確かめればよい?

受付状況・回答内容・未解決事項を記録する
電話で伝えた場合は、日時・担当者・相談内容・回答をメモします。利用中のメールなどでも要点を送り、理解に違いがないか返信を依頼します。
- 受付状況:変更の連絡が届き、どの項目が確認対象になっているかを記録します。
- 回答内容:申込の継続可否、追加対応、了承された変更内容を項目別に残します。
- 未解決事項:確認中の条件、未提出の資料、次に連絡する時期を残します。
「承知しました」という返事だけでは、受付か変更の了承かを判断しにくい場合があります。「貸主側の了承は得られていますか。まだ確認中の項目はありますか」と聞き直します。
合意された内容と契約書案を照合する
契約は当事者の合意に基づくため、希望を連絡するだけで条件が変わるわけではありません。窓口から示された変更後の条件を読み、自分の希望と一致するか確認して返答します。
契約書案が届いたら、借主・同居人の記載と契約期間を確認します。国土交通省の賃貸住宅標準契約書にもこれらの欄があり、照合項目を考える参考になります。
家賃発生日は、契約書案や費用明細の該当箇所を窓口へ聞いて照合します。勤務先など契約書案に載らない情報は、申込情報が更新されているかを別に確認します。
回答と書面に違いがあれば、該当箇所と回答を受けた日を示して訂正を依頼します。訂正後の契約書案や費用明細を受け取り、内容を確認してから契約手続を進めます。
06スムトクの場合(できること・できないこと)
できること
- 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
- 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
- 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。
できないこと
- 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
- 事情変更による再審査の有無や審査結果、所要日数を保証すること
- 変更希望の連絡だけで契約条件が変更されたと判断すること
審査が不安なら、申し込む前に相談できます
希望のエリア・家賃・時期をLINEで送ってください。10:00〜24時・年中無休で、宅地建物取引士が来店なしで案内から契約まで担当します。
LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
契約期間や借主・同居人の照合項目は、国土交通省「賃貸住宅標準契約書(平成30年3月版・連帯保証人型)」を参考にしています。同資料は審査中の変更受付や再審査の基準を定めたものではありません。契約が当事者の合意に基づくという整理は「民法(e-Gov)」を参照しています。連絡の順番、整理表、連絡例は実務上の提案であり、法定手続ではありません。物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください