遠方・地方から
東京の部屋を決める手順
遠方から東京の部屋を決めるには、オンラインで進める工程と現地で行うことを分けて段取りします。この記事は全体の段取りを扱い、各工程の詳しいやり方はそれぞれの記事で扱います。
- 結論
遠方からでも東京に行くのは引っ越し当日の1回で済ませられます。物件探し・内見・重要事項説明・契約はすべてオンラインで完結できるためです。
段取りとしては入居の4週間前から動き出すのが余裕のある形。最短なら1週間でも可能ですが、その場合は選べる物件が絞られます。
- 東京に行かずにできること
- 物件探しと条件のすり合わせ
- オンライン内見(担当者が現地から中継)
- 申込と審査
- 重要事項説明(オンライン)と契約書類のやりとり(電子交付)
- 初期費用の振込
- 鍵の受け取り(物件によっては郵送も可能)
- ガスの開栓の立ち会い
- 引っ越し当日の荷物の受け取り
- 転入届(入居後14日以内)
- 前提となる条件
不動産会社がオンライン完結に対応していることが必要です。「どこまで来店せずに進められますか」と最初に確認してください。
- 注意点
住民票の異動は引っ越してからです。転出届は引っ越し前(14日前から可能)、転入届は入居後14日以内。契約時点ではまだ現住所のままで問題ありません。
01入居の4週間前から、どう段取りする?

入居日から逆算して準備する
地方から東京へ引っ越すとき、いちばんの負担は移動です。物件を見るために何度も往復すると、交通費も休みも消えてしまいます。
入居日から逆算し、余裕を持つなら4週間前から動き出します。物件探しから契約までを自宅から進め、引っ越し当日の動きを組みます。
| 時期 | やること | 場所 |
|---|---|---|
| 4週間前 | エリアと家賃の上限を決める。不動産会社に条件を伝える。「来店せずにどこまで進められるか」を確認 | 自宅から |
| 3週間前 | 提案を受けて候補を絞る。撮影済みの動画で3〜4件見る | 自宅から |
| 2〜3週間前 | 候補2件をオンライン内見。決めて申込。書類を提出して審査へ | 自宅から |
| 2週間前 | 審査通過。重要事項説明をオンラインで受ける。契約書類を電子で受け取り記名 | 自宅から |
| 1〜2週間前 | 初期費用を振り込む。引っ越し業者を手配。ライフラインを申し込む(ガスは立ち会い予約) | 自宅から |
| 1週間前 | 転出届を出す(引っ越しの14日前から可能)。荷造り | 今の市区町村 |
| 当日 | 鍵を受け取る。荷物の搬入。ガスの開栓に立ち会う | 東京 |
| 入居後14日以内 | 転入届を出す | 新しい市区町村 |
東京へ行く回数を当日にまとめる
内見のために往復する必要がなくなり、交通費と休みを引っ越し当日に集中させられます。部屋を決めるまでに東京へ行く回数は、場合によっては0回にできます。
02土地勘がないとき、エリアをどう決める?

通勤時間から沿線を絞る
遠方から決める場合、土地勘がないため、エリア選びがいちばん難しいところです。勤務先が決まっているなら、そこから逆算するのが確実です。
| やること | 内容 |
|---|---|
| 乗換案内で調べる | 実際に通う時間帯で検索します。朝は本数も所要時間も違います |
| 乗り換え回数を見る | 同じ40分でも、乗り換え2回と0回では疲れが違います |
| 混雑率を調べる | 国土交通省が路線別の混雑率を公表しています |
| 沿線で絞る | 駅を1つに決めず、「◯◯線の△△駅から□駅まで」と範囲で伝えると候補が増えます |
公開情報で街や災害のリスクを調べる
| 調べること | 方法 |
|---|---|
| 街の様子 | 地図のストリートビューで駅前から物件まで歩いてみます |
| 買い物 | スーパー・コンビニ・ドラッグストアまでの距離を地図で測ります |
| 坂道 | ストリートビューで分かります。地図の平面図では見えません |
| 災害のリスク | 自治体のハザードマップで洪水・土砂災害の想定を確認できます |
03内見は全部オンラインか、1回だけ行くか?

東京に行く回数から方法を選ぶ
| やり方 | 東京に行く回数 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 全部オンライン | 0回(引っ越し当日のみ) | 時間が取れない人。条件が明確な人 |
| 絞ってから1回だけ行く | 1回(+引っ越し当日) | 現地の空気を確かめたい人 |
| 何度も行く | 3回以上 | おすすめしません。交通費と休みが消えます |
1回だけ行くなら2件に絞っておく
事前にオンラインで3〜4件見て、2件に絞ってから行きます。当日は現地で2件を見比べ、決めたらその場で申し込めば、日帰りで終わります。
逆に、絞らずに行くと1日で終わりません。「候補を見に行く」のではなく、「決めに行く」形にしてから、現地での内見を組みます。
全部オンラインなら撮影や実測を依頼する
全部オンラインで進めるなら、担当者に依頼できることを使い切ります。室内だけでなく、共用部や駅から物件までの道のりも見せてもらいます。
- 室内の動画撮影(玄関から各部屋を回る形で)
- 共用部・ゴミ置き場・建物の外観
- 駅から物件までの道のりの動画(遠方だと特に効きます)
- 寸法の実測(防水パン・冷蔵庫置き場・クローゼット)
- 周辺のスーパーやコンビニの様子
04鍵の受け取りと引っ越し当日はどう進める?

鍵の受け取り方法を契約前に確認する
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 現地で受け取る | いちばん一般的です。引っ越し当日に合わせて |
| 郵送で受け取る | 物件によっては可能です。事前に相談してください |
| 管理会社で受け取る | 物件の近くの管理会社まで取りに行く形 |
鍵の受け取り方は、物件ごとに決まっています。不動産会社の判断だけで郵送にはできないため、契約前に確認しておくと当日の動きが決まります。
荷物を入れる前に室内を記録する
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 鍵を受け取る |
| 2 | 荷物の搬入前に室内を確認。傷や汚れがあれば写真を撮って報告します |
| 3 | 荷物の搬入 |
| 4 | ガスの開栓に立ち会う(予約済みであること) |
| 5 | 電気と水道の使用開始(Webで申込済みなら立ち会い不要のことが多い) |
荷物を入れる前に、床・壁・水回り・設備を一通り撮っておいてください。遠方から来た場合、後から「あれは元からあった」と証明しに戻るのは大変です。
05住民票はいつ移し、どの順番で手続きする?

転出届・転入届・住所変更の順に進める
| 時期 | 手続き | 場所 |
|---|---|---|
| 引っ越しの14日前〜 | 転出届を出す | 今住んでいる市区町村 |
| 引っ越し当日 | — | — |
| 入居後14日以内 | 転入届を出す | 新しい市区町村 |
| 転入後 | マイナンバーカードの住所変更、運転免許証の住所変更、金融機関の住所変更 | 各所 |
契約時は現住所で申し込む
契約の時点では、住民票はまだ今の住所のままで問題ありません。賃貸契約に住民票の異動は前提とされていないため、申込書には現住所を書きます。
物件によっては、入居後に住民票の提出を求められることがあります。これは契約後の話で、順番は「契約→入居→転入届→住民票を提出」です。
06よくある質問
遠方から東京の部屋を決められますか?
決められます。物件探し・オンライン内見・申込・審査・重要事項説明・契約まですべてオンラインで完結できるため、東京に行くのは引っ越し当日の1回で済みます。
いつから動き出せばいいですか?
入居の4週間前が余裕のある目安です。最短では1週間でも可能ですが、その場合はすぐ入居できる物件に絞られます。
内見は何回行けばいいですか?
0回か1回です。全部オンラインで済ませることもできますし、事前にオンラインで2件まで絞ってから1回だけ行く方法もあります。絞らずに行くと1日では終わりません。
鍵は郵送してもらえますか?
物件によっては可能です。ただし鍵の受け取り方法は物件ごとに決まっているため、契約前に確認してください。現地で受け取るのが一般的です。
住民票はいつ移せばいいですか?
転出届は引っ越しの14日前から出せます。転入届は入居後14日以内です。契約の時点では現住所のままで問題ありません。
引っ越し当日にやることは何ですか?
鍵の受け取り、荷物を入れる前の室内確認と写真撮影、ガスの開栓の立ち会いです。電気と水道はWebで申し込んでいれば立ち会い不要のことが多くあります。
07スムトクの場合(できること・できないこと)
できること
- ご相談は無料です。お部屋探しから契約までオンラインで承っています(物件により現地での確認が必要な場合があります)。
- お部屋探しから契約まで来店不要で、オンライン内見では共用部や駅からの道のりもご覧いただけます。重要事項説明・契約はオンラインで実施し、書類は電子データで交付できます。
- 10:00〜24:00・年中無休で相談を承り、時差のある移動中でもLINEでやりとりできます。ご案内から契約まで宅地建物取引士のみが対応します。
- 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。
できないこと
- 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
- 物件ごとに決まっている鍵の受け取り方法を、当社の判断だけで郵送に変えること。ガスの開栓立ち会い、荷物の受け取り、転入届はご本人でお願いします。
- 日当たり・音・周辺の空気感を画面で伝えきること。必要に応じて現地の内見もご案内します。
来店せずに、相談から契約まで進められます
準備した内容で足りるかどうかは、申し込む前にLINEで確認できます。条件を送っていただければ、宅地建物取引士が必要なものを整理してお返しします。
LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。
会社によって対応範囲は違うため、他社に相談する場合も同じ観点で確認してください。ハザードマップは各自治体および国土交通省のハザードマップポータルサイトで公開されています。 スムトクの対応内容は2026年9月4日時点のものです。 物件ごとの条件は募集図面と契約書で異なります。実際の判断は担当者にご確認ください