賃貸の長期不在は連絡が必要?
留守前の契約と設備の確認
賃貸で長く部屋を空けるときは、帰省や出張が決まった段階で契約の通知条件を確認します。不在期間と連絡手段を伝え、設備の扱いも整理しましょう。この記事の範囲は留守前の連絡と設備の確認で、引っ越し手続き全般は扱いません。
- 結論
長期不在の連絡が必要になる条件は、実際の契約書や管理規約で確認します。対象期間・通知先・連絡方法を押さえてから準備します。
- 伝えること
建物名・部屋番号・契約者名に加え、不在予定期間と本人への連絡手段を伝えます。帰宅予定が変わった場合の連絡先も確認します。
- 設備の扱い
ブレーカーや水道を止めるかは、設備ごとに判断します。給湯器や換気設備の説明書を読み、不明点を管理会社に聞きます。
01長期不在の連絡は何日から必要ですか?

契約書・管理規約の通知事項を読む
契約書の通知事項や届出事項を探し、特約や別表も確認します。管理規約や入居時の案内が別にある場合は、留守に関する記載を合わせて読みます。
国土交通省の「賃貸住宅標準契約書」には、長期の留守について届出を定めた箇所があります。標準書式は参考であり、その条件が自分の契約にそのまま当てはまるわけではありません。
対象期間・通知先・連絡方法を確認する
該当する条項を見つけたら、次の項目を控えます。「長期」など期間の意味が曖昧な場合は、今回の日程が対象になるか通知先に確認します。
- 対象期間:今回の出発日と帰宅予定日が、契約の通知条件に当たるかを確認します。
- 通知先:貸主宛てか管理会社宛てか、担当窓口まで確かめます。
- 連絡方法:書面・指定フォームなどの指定と、提出する時期を確認します。
記載が見つからないときは管理会社に聞く
記載が見つからなければ、不在予定期間を示して通知の要否を聞きます。「長期不在に関する条項と、必要な手続きを教えてください」と伝えます。管理会社がない場合は貸主に確認します。
帰宅日が未定なら、現時点の見込みと未確定であることを伝えます。届出に記入する日付と、帰宅日が決まった後の連絡方法を確認しましょう。
02管理会社には何を伝えればよいですか?

不在予定期間と部屋番号・氏名を伝える
最初に建物名・部屋番号・契約者名を伝え、出発日と帰宅予定日を示します。「しばらく留守にする」だけでは期間が分からないため、日付で整理します。
同居人が室内に残る場合は、その状況も添えて通知条件を確認します。自分が出張することと、部屋全体が留守になることを区別して伝えましょう。
連絡文例:建物名[ ]・部屋番号[ ]の契約者[氏名]です。[出発日]から[帰宅予定日]まで不在の予定です。留守中は[電話番号・利用できる連絡手段]で連絡を受けられます。[時間帯]は電話に出られないため、[希望する方法]での連絡が可能か教えてください。必要な届出と、予定変更時の連絡先もご案内ください。
本人につながる連絡手段と時間帯を共有する
普段の電話番号でも、出張先や移動中は応答できないことがあります。電話に出られない時間帯と、その間に確認できるメールなどを管理会社に伝えます。
希望する連絡手段を管理会社が使えるかも確認します。海外滞在などで時差がある場合は、日本時間で連絡可能な時間帯を示すと行き違いを減らせます。
帰宅予定が変わったときの連絡先を確認する
予定の延長や帰宅日の変更が決まったら、確認済みの窓口へ知らせます。最初の通知日と変更前後の日付を添え、どの予定を更新するのか分かるようにします。
指定フォームを送った場合は送信内容や受付表示を保存します。電話で確認した場合も、対応日・担当者名・回答を控え、別途提出する書類がないか確かめます。
03留守中の異常に備え、連絡先をどう整理しますか?

管理会社の通常窓口と緊急時の窓口を確認する
入居時の案内で、通常の問い合わせ先と緊急時の窓口を確認します。受付時間や対象となるトラブルも読み、留守先から参照できるよう連絡先を保存します。
窓口が複数ある場合は、漏水などの異常を知ったときにどこへ連絡するか聞きます。建物名と部屋番号も一緒に控えると、外出先から状況を伝えやすくなります。
不在連絡を受け付けてもらうことと、見回りや現地対応を依頼することは別です。留守中の対応を希望する場合は、対応できる範囲を個別に確認します。
本人への連絡方法と登録済みの緊急連絡先を区別する
契約時に登録した緊急連絡先の氏名・電話番号を見直します。変更がある場合は、管理会社に変更届の提出先と方法を聞き、登録する相手にも確認します。
登録先の相手には、不在期間と本人につながる連絡手段を共有しておきます。緊急連絡先の役割は、賃貸の緊急連絡先の確認で確認できます。
04ブレーカーや水道は止めてもよいですか?

電気は設備ごとの必要な通電を確認する
ブレーカーを切る前に、留守中も電源が必要な設備を確認します。冷蔵庫などの家電だけでなく、給湯器や換気設備に影響しないかも見ておきます。
分電盤の表示だけでは、どの設備につながるか判断できない場合があります。分からない回路を試しに切るのではなく、写真や設備名を添えて管理会社に相談します。
給湯器は凍結防止の条件を説明書で確認する
給湯器の型番を控え、説明書の「長期間使用しないとき」や「凍結防止」の項目を探します。不在期間に必要な操作が分からなければ、型番と日程を添えて管理会社に聞きます。
リモコンの運転停止と、機器への電源供給の停止を混同しないようにします。説明書の操作対象を確認し、電源・給水・水抜きの指示が分からないまま操作しないでください。
換気設備・水道は留守中の扱いを管理会社に聞く
換気設備の運転や給気口の扱いも、建物と機器の案内に沿って確認します。水道は元栓と個別の止水栓を区別し、給湯器などへの影響も含めて聞きます。
| 設備 | 確認する内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 電気・ブレーカー | 留守中に通電が必要な機器と、電源を切る場合の影響 | 各機器の説明書・管理会社 |
| 給湯器 | 凍結防止に必要な電源・給水などの条件と、長期不使用時の扱い | 該当機種の説明書・管理会社 |
| 換気設備 | 不在中の運転設定と給気口の扱い | 設備の説明書・入居時の案内・管理会社 |
| 水道 | 元栓や止水栓を閉める必要の有無と、他の設備への影響 | 管理会社・関連設備の説明書 |
この表は操作手順ではなく、確認項目の一覧です。説明書が見つからない場合は、管理会社に入手先を聞き、機種が一致する資料で確認します。説明書と管理会社の案内が食い違う場合は、該当箇所を示して再確認します。
05出発前に何を確認し終えればよいですか?

通知内容と管理会社からの回答を見直す
送った不在期間と現在の予定を比べ、日程や連絡手段に変更がないか見直します。管理会社から追加の届出を求められていれば、提出まで済んでいるか確認します。
受付表示や自動返信だけでは、設備についての質問に回答があったかは分かりません。返信内容を読み、未回答の項目をまとめて担当窓口へ問い合わせます。
設備ごとの扱いと未確認事項を一覧にする
設備の確認結果は、「設備名・留守中の扱い・確認した資料や窓口」でまとめます。未確認のものには質問を書き、確認済みの設定と混ざらないようにします。
- 通知:追加の届出も含めて、提出日と提出先を控えます。
- 連絡先:留守先で使う端末から、保存した窓口の情報を開けるか確かめます。
- 設備:回答や説明書に沿って設定を確認し、確認した日を一覧に記録します。
気づいた不具合は出発前に連絡する
水漏れや設備の異音などに気づいたら、不在連絡とは別に状況を伝えます。発見した時期・場所・症状を整理し、写真があれば管理会社の指定する方法で送ります。
修繕が必要な状態は、帰宅後まで待たず、貸主または指定された管理窓口へ速やかに知らせます。対応が出発後になる場合は、作業日程や入室の調整方法を確認します。
症状の記録や修理に向けた連絡の進め方は、設備の不具合を見つけたときの連絡方法も参考になります。連絡後に症状が変わった場合は、その変化を追加で伝えます。
06スムトクの場合(できること・できないこと)
できること
- 来店せずに相談から契約までオンラインで進められます。物件によっては現地立会いや管理会社での契約が必要です。
- 宅地建物取引士が案内から契約まで担当します。
- 気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、取り扱えるかと空室を確認してご案内します。対応地域は東京・神奈川・千葉・埼玉で、担当は宅地建物取引士です。
できないこと
- 図面や写真だけで部屋の良し悪しを断定すること
- 個別の契約を確認せず長期不在の通知条件を断定すること
- 留守中の見回りや管理会社による緊急対応を保証すること
気になる物件のURLを送るだけでも大丈夫です
準備した内容で足りるかどうかは、申し込む前にLINEで確認できます。条件を送っていただければ、宅地建物取引士が必要なものを整理してお返しします。
LINEで相談を始める 相談だけでも構いません。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。仲介手数料は物件により最大0円(条件によります)。運営:株式会社Lincloud(東京都台東区台東1-15-4 米広第2ビル)。宅地建物取引業 東京都知事(1)第110374号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第009552号。
提供範囲:東京・神奈川・千葉・埼玉の賃貸仲介。相談は10:00〜24:00・年中無休、来店不要、案内から契約まで宅地建物取引士が担当します。
相談先:公式LINE(サービスの説明は スムトクのページ、会社については 株式会社Lincloud)。